ウクライナメディアはハルキウ州のロシアとの国境都市・ボフチャンスクなど2つの地域からウクライナ軍が後退し、事実上、撤退したと報じました。
一方、イギリス国防省はロシア軍がハルキウ州の戦力を補強するため、「アフリカ軍団」と呼ばれる戦闘経験の豊富な傭兵で構成された部隊を派遣したとの分析を明らかにしています。
ウクライナの東部・ハルキウで攻勢を強めているロシア軍について、ウクライナ政府の高官は「3万人以上の兵士が参加している」と述べました。 ロシア軍は10日以降、ハルキウへの侵攻を続けていて、これまでに9つの集落を制圧したと主張しています。
プーチン大統領はウクライナ北東部のハルキウ州への進軍を巡り、占領の意図を否定しました。 プーチン大統領は、ロシアの国境地域のベルゴロドをウクライナ側の攻撃から守る緩衝地帯を作るためにハルキウ州に進軍していると主張しました。 また、ハルキウ州を占領するつもりはないとも述べています。 現在、ロシア軍の動きは鈍くなっていて、ウクライナのゼレンスキー大統領も17日に「状況は安定した」と話しました。 海上自 ...