中国で民主化を求める若者らを当局が武力で鎮圧した1989年の天安門事件から4日で35年となった。国家安全を最優先する習近平(シー・ジンピン)指導部は海外で著名活動家の監視を強め、国内ではスパイ行為の摘発へあらゆる手段を駆使する。外資企業のビジネスにも ...
中国で学生らの民主化運動が武力で弾圧された天安門事件から、4日で35年となります。中国政府は3日、事件について「政治的な騒ぎ」と述べ、改めて弾圧を正当化しました。
<今年も天安門事件記念日の6月4日が近づいてきた。事件当時、学生たちはアメリカの民主主義に憧れていたが、最近の中国の若者はアメリカに留学しても民主主義や自由を否定する> ...
中国の習近平指導部は、台湾の頼清徳新総統の20日の就任演説について中台を別の国と見なす「二国論」だと断じ、大規模な軍事演習に踏み切った。「懲罰」という言葉を使い、台湾の民意を一顧だにしない強硬姿勢を示した。中台関係の「現状維持」の解釈を巡り、認識のず ...
2024年5月20日、台湾総統に頼清徳が就任。過去2番目に低い得票率で当選した頼政権は、早くも前途多難が予想されている。台湾統一を狙う中国による圧力、国内の不安要素について、現地を取材した専門家が解説する。 ...
台湾の頼清徳総統の就任式が5月20日、開かれた。頼氏は「穏健」「自信」「責任」「団結」の「基本態度」を表明した。
中国が台湾を包囲するように軍事演習を強行し、台湾「封鎖」(中国軍関係者)の構えを見せて頼清徳新政権を威圧した。台湾新総統を「独立派」と決めつけ、軍事活動の口実にし始めた習近平指導部。頼政権は発足4日目にして、中国の圧力という安全保障上の試練に直面した ...